【目標】不動産クラウドファンディングで年金資産を倍にする

不動産クラウドファンディングで年金資産を倍にすることを目標にブログ運営していきます。

不動産クラウドファンディングの人気の理由を考える

不動産クラウドファンディングはなぜこれほど人気なのか

最近、不動産クラウドファンディングが人気です。
なぜこれほどの人気を個人投資家から集めているのか、その理由を考えてみたいと思います。

1.利回りが高い

やはり、不動産クラウドファンディング人気の第一の理由として挙げられるのは、その利回りの高さです。
定期預金金利が0.1パーセントを下回るのが当たり前、という世の中にあって、不動産クラウドファンディングの場合、年率で5パーセント以上、場合によっては10パーセント程度の利回りが提示されていることもあります。

この利回りの高さが、かえって「怪しい」と感じさせる要因にもなっているようですが。

2.上場企業運営の安心感

不動産クラウドファンディングの運営会社の中には、上場企業も多くあります。
そして、ソーシャルレンディング・ラボなどの専門サイトによれば、実際に不動産クラウドファンディングに参入している上場企業の大半は、自社の本業である、投資用不動産の開発・販売事業のための広告宣伝ツールとして、不動産クラウドファンディング事業を展開している、とも言われています。

3.不動産への信頼感

国土の小さい日本では、かねてより、不動産に対する信頼感が強い、という特徴があります。
クラウドファンディング」という新手の投資手法でありながら、その投資対象は、古くから親しんできた「不動産」である、という点が、投資家にとっては、安心材料になっていると思われます。実際の投資対象となる土地の地価などについても、土地総合情報システム等を利用すれば、簡単に調べることができます。

人気の不動産クラウドファンディングだが、リスクも

何かと人気を集めている不動産クラウドファンディングではありますが、個人的には、そのリスクのほうが気になります。
不動産クラウドファンディングの主なリスクとしては、下記のようなものが挙げられます。

1.元本割れのリスク

不動産クラウドファンディングの場合、投資対象が不動産なので元本が安心、などという表現もよく見かけますが、実際、不動産クラウドファンディングの場合でも、元本割れのリスクは、他の投資と同様、存在します。
たとえば、ファンドが取得した不動産が、かなりの廉価でないと売れない、となった場合、元本割れが生じやすくなります。実際、コロナの影響などもあり、全国の地価が下落している、との公表資料も存在します。

2.事業者の破産リスク

上記したように、不動産クラウドファンディングに参入している企業の中には、上場企業もあります。
ただし、未上場企業の中小企業もまた、多く参入しています。

そして、不動産クラウドファンディングの大半で利用されている、不動産特定共同事業法の1号事業、及び匿名組合型のファンドの場合、ファンドが取得する不動産は、不動産特定共同事業者の財産となります。
要は、不動産事業者が破産したら、ファンドの不動産も、破産手続きで処分されてしまう、ということです。

3.運用期間変更のリスク

不動産クラウドファンディングの場合、もしも、ファンドが取得した不動産が、運用期間中に売却できない場合、不動産クラウドファンディング事業者の判断で、ファンドの運用期間が延長となることがあります。
この場合、勿論、投資家のもとへと資金が返ってくる日も、延長となります。

また逆に、不動産が早期に売れてしまった場合、ファンドが早期償還となる事もあります。
この場合、ファンドの運用期間が短縮される関係上、投資家が受け取る分配金総額も、予定より小さくなってしまいます。